相続は、たくさんの人と大きなお金が動きます。
とても大事な人生の節目と言ってもいいでしょう。
ですが、とにかく相続はわかりにくい!
そして、これには2つの理由があるのです。
そして複雑にしている理由がわかると、相続の相談をするにあたって、ベストな選択ができるようになります。
では、理由を見ていきましょう。
相続がわかりづらい理由① 専門家ごとの違いがわからない!
相続の中でも、税金が絡めば、税理士さん。
紛争があるようなら、弁護士さんが、なんとなく必要そうなのはわかる。
とはいえ、弁護士さんに頼むと高くなるような気がするし、自分は税理士さんに相談する必要はないのだろうか?
司法書士さんは何をする人?行政書士さんと違う?
みなさま専門家なんでしょうが、きっとやっていることは違う。でも何が何だか???
そして、さらに追い討ちをかけるように、、、
相続がわかりづらい理由② 各専門家が「私に任せて!」と言う
本当は、自分のケースでのベストな専門家がいるはず。
それぞれのケースにあわせた専門家に頼むことができればきっと、コストは安く、スムーズな相続ができるはず。
でも、(おそらく自分にとってベストでない専門家の方も)それぞれの専門家が「私に任せて!」「相続なら◯◯士に!」と言います。
士業の皆さんは、相手にとってベストな提案ができないかもしれないのになぜ、「私に任せて!」なんて言うのでしょう?
士業の先生が自分の領域でなくても仕事を受けたい理由
「相続は、たくさんの人と大きなお金が動きます。」
と書きましたが、これは皆さんだけでなく、士業の先生にとっても同様です。
大きなお金が動く大事な「仕事」と言う見方もできます。
仕事を多くとりたいと考えた時に、二つ方法があります。
1、自分で直接仕事を取る
2、仲間から仕事を間接的に取る
となります。
ここで大事な点があります。
自分で仕事を取った場合、ボーナスとして、他の士業の人への紹介ができるというポイントがつくのです!
士業の世界は紹介が大事です。先に人に紹介を出しておいて、あとから仕事を返してもらうことができます。
ケースによっては紹介料をもらうこともあります。(弁護士や司法書士が紹介料を出すのは違法ですが、税理士はOKというのが通例になっています)
「自分は司法書士だけど、税金の申告が必要な案件は税理士に任せないといけない。」
「この前仕事を紹介してくれた司法書士さんにお返しとして今回の案件はお願いしよう。」
となるんですね。なので、直接一つの仕事を取ると、間接で二つの仕事を取ったようなイメージです。
仕事を取るときは、ボーナスのつく、
1、自分で直接しごとを
とりたいんです。
ボーナスのために、自分の領域からはみ出した仕事もとりたい!
なので、仮に自分の領域からはみ出る、もしくは全く関係ない仕事であっても、お返しポイントを期待して、どんな仕事でも。
とりたい!
となると、「相続の仕事は、まずはとにかく否が応でも取り急ぎ全部、私に相談もしくは丸投げしてください!」となるわけです。
実態は一人の先生がこなすわけではないかもしれませんが、自分でこなす仕事があればGOOD 他の人に仕事を紹介できればなおBETTERです。
とはいえ、私たちの相続の仕事をお願いする立場からすると、紹介なんて介さずに直接ベストな先生にお願いしたいですよね。たらい回しも嫌ですし。
ベストな先生を見つけるために
繰り返しになりますが、「相続はとても大事な節目」です。
安心して円滑に相続を行うために、専門家の先生の力は不可欠と考えます。
とはいえ、下知識がない中で、自分にとってのベストな先生を見つけることは難しい。
各士業の先生もそれぞれが、「私に任せて!」と言います。
どうすれば、、、
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